■絵板LOG/薄ら暗くグダグダ系・その3■
絵板のLOGから薄ら暗くグダグダした話をより抜きました<ヤな説明だなコレ(^^;;)
 

 
 




 

完璧な嘘/side.A 2003/4/21 (Mon.)

その人は『嘘』を吐かない。


『良く出来た嘘』は常に管理され、補填され、時には
損なわれる事によってでさえ、より強固で完璧な形へと
変化するための手段とする。
それは疑念を挟み込む余地がない程に密度が高く、
従って耐用年数も長い。

そのようにして創られて維持される『良く出来た嘘』という
ものは、それによって欺かれる者にとっては『完全な
真実』と何ら変わりがない。

まして、『都合の悪い事実』よりも、魅力的で分かり易い
『良く出来た嘘』を求める者にとって、その『嘘』は、
もはや『真実』に他ならない。


だから、その人は『嘘』を吐かない。
その人が語るのは、ただの『真実』なのだから。

…まぁ、やるなら徹底的にやれよ、という話。
絵の方は、文の方とはまた違う解釈で描いたモノです。

キャラの取り合わせはたまたまなので、深読みされても
何も出ません<とかいちいち書かずともなぁ自分?(^^;;)

















完璧な嘘/side.B 2003/4/22 (Tue.)

その人は『嘘を吐かない』。


『真実』と見まごう程の『完全なる虚構』を創造するには、
恐ろしい程の手間暇がかかる。

更にそれを維持しようとするのならば、その為には
自己のあらゆる内圧をねじ伏せられるだけの自制心と、
無私を貫く鉄の忍耐力が必要とされるだろう。

しかもこの一連の肉体的かつ精神的な重圧は、
時間の経過と共に増え(あるいは殖え)はしても、
決して減る事はない。

無限と思える残酷さで継続する試練。その為の犠牲は
日々、間断無く強いられ続ける。
奈落と紙一重の場所で綱渡りをするには、それ相応の
覚悟が求められる…という事だ。

ゆえに人は口を開く前に自問せねばならぬのだ。
「果たしてこの『嘘』は、それと引き替えにする価値が
あるのか」と。


だからその人は『嘘を吐かない』。
その人は代わりにただ口を引き結び、笑顔と似た顔を
作って沈黙を守るのだ。

…まぁ、徹底出来ないのならばいっそ愚直か寡黙で
あれ、という話。
絵の方は、文の方とはまた違う解釈で描いたモノです。

キャラの取り合わせはたまたまなので、深読みされても何も出ません<とかいちいち書かずともなぁ自分?(^^;;)

↑以上、ほぼまんま前回のコピペで。
あ、「吐く」は「つく」です。「はく」ではありませんよ?(笑)


 









 

嘘と、秘密と、沈黙と。 2003/4/23 (Wed.)

秘密を作ればそれを守る為の嘘が生まれ、
生まれた嘘がまた新たなる秘密を作る。
このように、『秘密』と『嘘』とは、あたかも『卵と鶏』の
ような一対の関係にある。

よって、守るべき秘密が重さを増せば、それを守る為の
嘘にもより精度の高い『完璧さ』が求められるというのは、当然の仕組みであると言えるだろう。


『秘密を守る為の手段』には『嘘』ともう一つ、
『沈黙』というものがある。
秘密を持てばそれを守る為の沈黙が生まれ、
生まれた沈黙がまた新たな秘密を持たせる。
『秘密』と『嘘』がそうであるように、『秘密』と『沈黙』も
また、『卵と鶏』のような一対を成している。

よって、守るべき秘密が深さを増せば、それを守る為の
沈黙にもより強度の高い『完璧さ』が求められるというのも
また、当然の仕組みなのである。



中継点。またしてもテキスト部が長くてすみません。

ちなみに一連のネタは、単に言葉遊びで掘り込んだ
ヨタ話と、これまた言葉遊びを織り込んだ絵を適当に
(…ってのも何ですが)書いたり描いたりしているだけの
モノなので、酔っぱらいの戯言と思ってあまり考えずに
流して頂ければ幸いですよ?<…と、誰にともなく
言ってみる(^^;;)





 


























完璧なる沈黙/side.A 2003/4/24 (Thu.)

準備が必要な『嘘』と比べ、即時に利用できる手軽さから
気軽に用いられがちな『沈黙』だが、これも『秘密の隠匿』
の手段としては、決して無条件で安心して使用できる
質のものではない。

例えば『その存在自体をも隠さねばならぬ秘密』について
言及された場合に安易に『沈黙』をすれば、この行為
自体によって『秘密』の存在が露見してしまうだろう。

忘れられがちな事だが、『沈黙』とは全くの『無』ではなく、
その行為自体が一つの情報であるのだ。


また『内容さえ秘匿できれば良い秘密』の場合でも、
『沈黙』は容易く使えるものではない。これにも相応の
忍耐力と精神力、そして行為の継続を支え続けるのに
必要なだけの持久力が要求される。この資質を持たざる
者には『沈黙』を守る事は決して出来ないのだ。

何故ならば『沈黙』とは、それを初めから終わりまで貫く
事によってしか真価を発揮できず、「途中まで」あるいは
「途中から」という部分的な使い方や、あるいは「増やす」
もしくは「減らす」といった『数の増減』という形での情報の
コントロールが出来ない性質のものだからだ。

よって「途中まで」というのはすなわち挫折であり、
その時点で『沈黙』が壊れる事は言わずもがな。

そして「途中から」というケースでは、隠匿すべき『秘密』
の情報が(一部であれ)既に漏れているという経緯に
より、遅かれ早かれ結局は『沈黙』の行為そのものを
破綻へと誘うだろう。


余談だが、『嘘』はこの『数の増減によるコントロール
方法』が利用出来る点で『沈黙』よりは『融通』が利く。

但し、『嘘』は数を増した場合に、今度はそのコントロール
の難易度が上がるという事を失念してはならない。

なお、ここで言う『「嘘」を「減(らす)」』というのは、
『重要ではない小さな嘘を意図的に露見させる(減らす)
事で、更に重要な嘘を守る手法』を指している。


余談ついでに、『沈黙』の使用方法に於ける最大の
愚策が「『既に始めてしまった嘘』の途中で『沈黙』する
事」であるという事も付け加えておきたい。

…本気で長くてすみません。いっそ爽やかにスルーする方向で行って頂けると…(^^;;)

あと絵…例によって「本文とは違う解釈で描いた云々」とかいうのは置いておくとしても…あ〜…正直に告白すると、描いている途中で当初イメージしていた何かをスッパリと忘却しておりました。よってこのようなアレに…つ〜か恐いよコレ…(死)


 


















 

完璧なる沈黙/side.B 2003/4/25 (Fri.)

『沈黙』は『徹底出来れば最強の盾である』反面、
『徹頭徹尾それを貫く事でしか意味を持てない』という
宿命的な弱点を備えている。

これは『嘘』が『徹底出来れば最強の武器である』
反面、『破綻した時にはその威力の全てが自分に
向けられ戻ってくる』という致命的な弱点を持っている
のと似ている。


『秘密の隠匿』を行動原理の一位に掲げた場合、
積極的な攻撃策である『嘘』と、消極的な防御策である
『沈黙』は、あたかも対極に位置するかごとく見える。

だがその実、この2つの手段は共に『徹底する事でしか
有効機能しない』という絶対特性を根底に有する事に
より、行為に求められる忍耐力・精神力・持久力といった
必要条件までをも共有する、その意味では同質と言える
ものでもあるのだ。


『嘘』と『沈黙』。

これらは『卵と鶏』が示す『因果関係』とは異なる、
『月の貌(かお)』のような『同じ一つのものの別側面』、
あるいは『表裏一体の関係』にある一対であるのだろう。

だが、表と裏がそうであるように、『嘘』と『沈黙』が
交わる事は決してない。

『似て非なるもの』同士というのは、決して融和はしない
ものなのだから。


だから、『沈黙』選んだ者は『嘘』を使わない。
同じように、『嘘』を選んだ者が『沈黙』を捨てるように。

オチが弱いな〜(^^;;)
まぁそのあたりの理由(言い訳)と総括は次回に持ち越しという事で<次で終わりです。というか(書いている本人が言うのも何ですが)寧ろ終われという気持ちで。





























 

嘘と沈黙の先にあるモノ 2003/4/26 (Sat.)

今回だけは、絵の方の文からの続きで。


まぁアレですよね、この手の問題については女性の方が
臨機応変というか、鷹揚であるというか、寛容である気が
します。理屈が付けられないモノでも感性で飲み込めて
しまうカンジ。
反対に、男性は納得できない事を理詰めで解釈しようと
して、その結果本質を見失ってしまう傾向にある気が
しますよ。

…というような性別への偏見にかかわらず、人は大抵
この2つのタイプのどちらかに二極化される気がしたり、
そうでなかったり(曖昧)


…というワケで、ここから更に枝葉を伸ばして違う話に
繋げたり、展開してきた一切合切を全否定してひっくり
返したりして延々と遊ぶ事も出来るのですが、キリが
ないので今回の言葉遊びはここで終了。ぶっちゃけた話、
書いている当人が飽きてしまいました(陳謝)

普段、暇な時に脳内でやっていた遊びを試しに文章で
起こしてみたらばエラく面倒な事になって反省するやら
後悔するやら…内容もかなりデタラメを吹いたモノなので、
真っ当に読んで頂いた方には大変申し訳ない事をした
なぁと反省しております(^^;;)

しかし、そもそもこの遊びは『適当な思いつきに、さも
もっともらしい形を与える遊び』なので、それは仕方が
ない事なのです。ご容赦下さい。
まぁ…書いた事が全くの嘘とは言いませんが、かなり
恣意的に特定方向へと(強引に)誘導したものであった
事をお断りしておきます。

実際はこんなに単純な話でも無かろうよと。

反面、それらはもっとシンプルな仕組みだろうよと。

…まぁ、そのようなオチで。


ちなみに自分の場合、昔は色々と問題のある(あるいは
たった一つの難題を抱える)環境で生活していた為に、
あらゆる詭弁を駆使して(文字通り)命をかけて嘘を
吐いておりました。それはもう、呼吸をするように。
が、今ではもうめったに嘘は吐きません。
疲れますから。黙っている方がまだ楽というものです。

しかし、かといってこれ以上墓に持っていくモノが増える
のもイヤなので、あとは適当に消化しながらのらりくらりと
すごして行きたい所存です。

ああ、嘘を吐かずに済む究極の方法は『忘却』であると
思いますよ。結局の所、『無い袖は振れない』ものです
からねぇ?<…とか、最後まで中途半端に吹くし(笑)


 
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